元小学校英語教師が伝授!小5でつまずかないための『読む力』の育て方
こんなお悩みありませんか?
「おうち英語を始めてみたいけれど、何から手をつければいいのか分からない…。英語が苦手な自分でも、子どもに英語を楽しんでほしいと思っていませんか?
特に、小さいうちから英語に触れさせたいという思いはあっても、どんな教材や方法が良いのか迷うことが多いですよね。YouTubeやアプリ、フラッシュカードなどの情報が溢れている中で、自分に合った方法を見つけるのは難しいと感じていませんか?」
「さらに、英語絵本を読み聞かせると良いと聞いても、『発音に自信がない』『自分も英語が苦手で、子どもに教えられるか不安』と感じている親御さんも多いのではないでしょうか。英語の勉強を特別に準備する時間も取れない中で、どうやったら楽しく続けられるか悩むこともあると思います。」
この記事を読むと解決できること
「実は、英語絵本の読み聞かせは、おうち英語を始めるための最適な方法です!
英語が苦手な親御さんでも取り組みやすく、親子で楽しみながら自然に英語の音やリズムに触れることができます。何よりも、絵本の世界を一緒に楽しむことで、英語を勉強ではなく遊びの一環として取り入れられるのが魅力です。」
「英語の発音に自信がなくても大丈夫です。子どもは親の声を聞いて安心し、英語に興味を持ちます。さらに、CD付きの絵本やアプリを併用すれば、ネイティブ音声を聞かせることも簡単にできるので、親御さんの不安を解消するサポートもあります。」
どうして読み聞かせが大切なの?
私自身、1歳の娘が自分で英語の絵本を選ぶようになり、英語に親しむ時間が自然と増えました。絵本の読み聞かせを通じて、娘が自然に英語を楽しむ姿を見て、自分も前向きに取り組むようになりました。寝る前の5~10分、1冊の絵本を読む習慣が、親子の大切な時間になっています。
また、5、7歳のお子さんを持つ受講生の方も、英語絵本を使った読み聞かせを続けることで、お子さんが英語で簡単なフレーズを話せるようになり、今では親子で英語の会話を楽しむようになったそうです。そのお子さんは、英語に対する抵抗感がなくなり、自分で本を読んで音読できるようになりました。
この記事では、英語絵本の読み聞かせがもたらす効果や、年齢別おすすめ絵本リスト、実践する際の具体的なポイントを紹介します。絵本選びに迷っている方や、効果的な読み聞かせ方法を知りたい方に向けて、分かりやすく解説しています。
この記事を読み終えると、英語が苦手な親御さんでも安心して取り組める読み聞かせ方法が分かり、親子で楽しくおうち英語を続けるコツが掴めるでしょう! また、どの絵本を選べば良いかや、実践的な進め方が具体的に分かるようになります。さっそく今日から始められる簡単なアイデアが満載です。
英語が苦手な親御さんでも大丈夫!
英語絵本の読み聞かせは、英語が苦手な親御さんでも気軽に始められる方法です。特別な教材や時間を用意しなくても、絵本1冊があれば子どもと一緒に英語に触れる時間を作ることができます。英語の発音や正確さに自信がない場合でも問題ありません。子どもにとって大切なのは、親の声を聞きながら安心して絵本の世界を楽しむことだからです。
英語絵本は、繰り返しのリズムやカラフルなイラストを通じて、子どもが自然に言葉の音やリズムを感じ取れるように作られています。たとえば、『Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?』のようなシンプルなリズムの絵本は、英語初心者でも親子で楽しめる名作です。親が発音に完璧を求める必要はなく、むしろ楽しそうに読む姿勢が、子どもに「英語って面白い」と思わせるきっかけになります。
また、英語絵本の魅力は、勉強という意識を持たずに英語を生活の一部として取り入れられる点です。寝る前の5分や、週末のゆったりした時間に親子で絵本を開くだけで、英語学習が日常の一部になります。特に、小さい子どもは親の声や表情を通じて安心感を得るため、たとえ言葉の意味が分からなくても絵本を楽しむことができます。これが、将来的な英語学習の土台作りにつながるのです。
読み聞かせは子どもの言語発達に効果的!
ハーバード大学のキャサリン・E・スノウ教授の研究によれば、親子の会話や読み聞かせは、子どもの語彙力や言語能力を高める重要な要因であるとされています。特に幼少期は、親が使う言葉や表現が、子どもの言語発達に直接影響を与えることが研究で明らかになっています。
絵本の読み聞かせは、子どもにとって言葉の音やイントネーションに慣れる良い機会です。特に英語の絵本では、リズミカルな文章や韻を踏んだ構成が多く、子どもが楽しみながら言葉のリズムを感じることができます。たとえば、『Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?』や『Dear Zoo』のような絵本は、繰り返しのフレーズを含むため、子どもが音を記憶しやすくなります。
さらに、絵本にはカラフルなイラストが含まれているため、視覚的な刺激を通じて言葉の意味を理解しやすくなります。文字だけでなく絵を通じて学ぶことで、子どもは単語やフレーズを自然に吸収し、日常生活での言語使用の基盤を築くことができます。
小学校5年生で英語につまずく子どもに多い原因の一つが、音と文字が結びつかないことです。この状態が続くと、英語を『英語』としてイメージすることが難しくなり、最終的にカタカナ発音に頼る学習方法になりがちです。たとえば、単語を「カタカナ表記」で覚えてしまうと、正しい発音や読み方を理解する妨げになり、英語を読むことが苦手になってしまいます。
しかし、英語絵本を使った読み聞かせでは、イラストやストーリーの助けを借りて、英語を英語のままイメージしやすくなります。絵本の内容が視覚的なヒントになることで、子どもが英語の音と文字を自然に結びつける力を育むことができます。こうした経験が、将来的にスムーズに英語を読める力、つまり『読む力』の基盤を築くのです。
ただ英語教材を与えていませんか?
ただ英語教材を与えるだけでは、子どもが興味を持ちにくい場合があります。フラッシュカードやアプリも効果的なツールですが、小さい子どもにとって最も身近で安心できるのは、親と一緒に過ごす時間です。その点で、親が声に出して読む英語絵本は、子どもにとって非常に親しみやすい方法です。
私自身、1歳の娘と毎晩英語絵本を読む時間を大切にしています。最初は私自身も発音に自信がなく、絵本を選ぶのにも迷いましたが、『Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?』のようなシンプルな絵本から始めたことで、娘が楽しむ様子を見ながら自信を持てるようになりました。読むたびに娘が笑ったり絵を指差したりする姿を見ると、英語が分かっているかどうかよりも、『英語の絵本を一緒に楽しむこと』が重要だと気づかされます。
また、私の受講生の中には、7歳のお子さんを持つ方がいます。そのお子さんは、インプットはしっかりしているものの、英語で話すアウトプットがなかなか増えないことにお母さんが悩んでいました。そこで、英語絵本を使って親子で簡単な会話をすることを提案したところ、数か月で『I like this hedgehog!』や『How are you?』といった簡単なフレーズを自分から話すようになりました。今では、お母さんも一緒に本を楽しみながら、英語の習慣を自然に続けています。
親の言葉が子どもに多大なる影響を及ぼす
ボストン大学のジーン・バーコ・グリーソン教授による研究では、親が子どもに言葉の使い方を示すことで、自然な言語習得が促進されることが示されています。この研究は、親子の会話や言葉のやり取りが子どもの言語発達に与える影響を深く掘り下げたもので、特に幼少期における親の役割が言語能力の基盤を形成することを明らかにしました。
英語絵本の読み聞かせは、まさに親が言葉のモデルとなる機会を提供します。例えば、『Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?』のような絵本では、親が読み上げる音やリズムが子どもにとって初めての英語の音として記憶されます。これにより、子どもは英語のイントネーションや音のパターンに親しみを持ち、自然にそのリズムや音を自分の中に取り込むことができるのです。
また、親が絵本の中の単語やフレーズを指差しながら読んだり、絵を使って内容を説明したりすることで、子どもが言葉の意味を視覚的に理解しやすくなります。研究によれば、このような親子間の言葉のやり取りが、語彙力や読解力を大幅に向上させる効果があることが分かっています。
さらに、親が英語を使うことで、子どもは「言語は実際に使うためのもの」という感覚を身につけます。たとえば、『Dear Zoo』の読み聞かせでは、親が「What animal is it?」と問いかけることで、子どもは遊び感覚で英語を聞き、答える体験を得られます。このような実践的な使い方が、英語を単なる知識としてではなく、日常の中で活用する言語として捉える習慣につながります。
年齢別おすすめ絵本スタートリスト
0~3歳向け: 『Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?』
この絵本は、鮮やかなイラストと繰り返しのフレーズが特徴で、赤ちゃんから幼児まで親しみやすい作品です。「Brown bear, brown bear, what do you see?」というリズムのある文章が繰り返されるため、英語初心者の親御さんでも読みやすいです。動物や色の名前が出てくるので、親が「What color is this?」や「What animal do you see?」と問いかけながら、子どもと対話する楽しさを味わえます。子どもが答えられなくても気にせず、親が「This is a yellow duck!」と楽しく話しかけることで、自然に英語の音に触れることができます。
4~6歳向け: 『Dear Zoo』
この絵本は、動物をテーマにした仕掛け絵本で、子どもの興味を引きつけます。「I sent it back.」というフレーズが繰り返されるため、子どももすぐに覚えやすくなります。親が「What animal is this?」と問いかけたり、動物の特徴を指差しながら「The lion is too fierce!」と話しかけることで、簡単な形容詞も学べます。仕掛けをめくる動作が楽しいため、子どもが絵本に積極的に参加できるのも魅力です。
7~9歳向け: 『Pete the Cat: I Love My White Shoes』
この絵本は、色の名前を覚えつつ、リズム感やポジティブなメッセージを楽しむことができます。「I love my white shoes!」のような簡単なフレーズが繰り返されるため、親子で一緒に口に出しながら読むのが楽しいです。絵本の内容が少し長く、ストーリー性があるため、この年代の子どもにぴったりです。絵を指差しながら「What color are Pete’s shoes now?」と聞いて、子どもが色の名前を答える練習にも使えます。
具体的な読み聞かせのコツ
1. 動物の名前や色を指差して、英語で問いかけてみましょう。
おすすめ絵本に共通するのは、動物や色など、身近なテーマが多いことです。『Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?』では「What do you see?」と質問し、『Dear Zoo』では「What animal is this?」と動物の名前を聞いてみてください。子どもが答えられなくても、親が答えを示しながら会話を続けることが大切です。
2. 子どもが答えなくても気にせず、リズムやテンポを楽しむことが大切です。
英語絵本は、親子で楽しむことが一番の目的です。子どもが答えられなかったり、興味を示さなかったりしても、親が楽しそうに読むことで子どもの興味を引き出すきっかけになります。『Pete the Cat』のリズムに合わせて歌うように読んだり、動物の鳴き声を真似たりすることで、子どもも自然に参加するようになります。
3. 同じ絵本を繰り返し読む。
特に幼い子どもは、繰り返しが大好きです。同じ絵本を何度も読むことで、フレーズや単語を記憶しやすくなります。例えば、『Dear Zoo』の「I sent it back.」や『Brown Bear』の「What do you see?」など、繰り返し登場するフレーズを自然に覚えることができます。
4. 子どもが積極的に参加できるように工夫する。
仕掛け絵本では、子どもに「次のページをめくってみて!」と促すことで、読み聞かせが親子の共同作業になります。また、読んだ後に「Which animal do you like?」や「What’s your favorite color?」と質問を投げかけてみるのも良いでしょう。
5. 絵本の内容をアクティビティに広げる。
たとえば、『Brown Bear』を読んだ後に、動物や色をテーマにした絵を描いたり、『Pete the Cat』の歌を一緒に歌ったりすることで、英語学習の体験をさらに豊かにできます。親子で楽しむ時間を作ることが、英語を好きになる第一歩です。
読み聞かせをさらに楽しくするアイデア
英語絵本の読み聞かせを習慣化するためには、小さな工夫を取り入れると親子でさらに楽しく続けられます。
1. ルーティーンを作る
読み聞かせをする時間を決めることで、自然と習慣化できます。たとえば、毎晩寝る前に1冊読む、土曜の朝は新しい絵本を試すなど、家族のスケジュールに合わせてルーチンを作りましょう。子どもにとって「英語絵本の時間」が特別な楽しみになるよう演出することが大切です。
2. 子どもに選ばせる
読みたい絵本を子ども自身に選ばせると、自発的に絵本に興味を持つようになります。『Dear Zoo』のような仕掛け絵本や、動物がテーマの絵本は特に人気です。最初は親が数冊提案し、その中から選ばせるとスムーズです。
3. 身振りや表情を大げさにする
絵本を読むときに声色を変えたり、キャラクターになりきることで、子どもの興味を引きつけることができます。『Pete the Cat』の歌を実際に歌ったり、『Brown Bear』の動物の鳴き声を真似したりしてみましょう。親が楽しむ姿は子どもにとって大きな刺激になります。
4. 英語の音楽やアニメと組み合わせる
絵本と関連する英語の音楽や短いアニメを取り入れると、より深く楽しむことができます。たとえば、『Brown Bear』にはリズミカルな歌もあるため、絵本を読んだ後に親子で一緒に歌うことで、より楽しい時間を過ごせます。
発音が完璧でなくても親子で一緒に絵本を読むことが学びの土台を作る
『発音に自信がない』と感じる方も多いですが、親が英語で絵本を読むことには大きな価値があります。特に日本人の親御さんにとって、英語を声に出して読むことに抵抗を感じるのは自然なことです。しかし、発音が完璧でなくても、親子で一緒に絵本を読むという行為そのものが、子どもに安心感を与え、学びの土台を作る鍵となります。
実際、子どもは親の声を聞きながら言葉を覚える過程で、言葉そのものだけでなく、言葉がもたらす感情や表現も学んでいます。絵本を通じて、親が楽しそうに英語を話す姿を見せることで、子どもは英語に対するポジティブな印象を持つようになります。
また、第二言語習得の研究によれば、言葉の音そのものよりも、言語を使った対話ややり取りが、子どもの言語発達に強い影響を与えることが分かっています。たとえば、親が『What’s this?』と絵を指差して尋ねたり、子どもが何か答えようとしたときに笑顔で応じることは、単なる単語の学習以上に、子どもの学びへの意欲を引き出します。
逆に、『発音に自信がないから』という理由で読み聞かせを避けることのデメリットは大きいです。子どもが英語に触れる機会を失うだけでなく、親子のコミュニケーションの機会も減少します。親が積極的に絵本を読んであげることは、子どもの心の成長と学びにおいて非常に重要な役割を果たすのです。
絵本アプリを使えばいつでも・どこでも・手軽に読み聞かせできる
さらに、Raz-KidsやOxford Reading Clubなどのアプリを使えば、ネイティブ音声付きの絵本を親子で楽しむことができます。これらのアプリは、英語絵本を手軽に利用できるだけでなく、親の発音への不安を軽減するサポートツールとしても優れています。
たとえば、Raz-Kidsでは、音声付きの英語絵本を聞きながら親子で一緒に読めるため、親が発音を補助してもらいながら読み聞かせを楽しむことができます。一方、Oxford Reading Clubでは、子どものレベルに合わせて絵本を選べる機能があるため、英語初心者でも無理なく学びを進められます。
こうしたアプリを併用することで、家庭での英語学習の質を高めることが可能です。ネイティブ音声を使うことで、子どもが正しい発音やリズムに慣れる一方、親もリラックスして読み聞かせに集中できます。これにより、英語の学びをもっと楽しく、効率的なものにすることができます。
Q&A
- 「英語絵本はどこで手に入れるのが良いですか?」
-
「英語絵本を手に入れる方法はいくつかあります。それぞれの方法には特徴があるので、状況や目的に応じて活用してください
大手通販サイト
Amazonや楽天などでは、幅広い種類の英語絵本が揃っています。レビューを参考にすると、子どもの年齢や英語レベルに合った絵本を選びやすいです。また、送料無料やポイント還元などの特典を利用できる場合もあります。
図書館
図書館では無料で英語絵本を借りられるため、初めて英語絵本に挑戦する方や色々な本を試してみたい方に最適です。地域によっては、英語絵本に特化したコーナーを設置している図書館もあります。
メルカリやブックオフなどの中古販売
メルカリやブックオフでは、人気の英語絵本が比較的安価に購入できます。特にメルカリでは、セット販売されていることも多く、まとめて購入したい方におすすめです。状態が良いものを選ぶコツは、出品者の評価や商品の写真をしっかり確認することです。
オンラインプラットフォームやアプリ
Raz-KidsやOxford Reading Clubなど、オンラインで英語絵本を読めるプラットフォームも便利です。これらのアプリは、ネイティブ音声付きの読み聞かせ機能を搭載しているものが多く、親の発音への不安を解消するサポートにもなります。忙しい日々でも、スマートフォンやタブレットを使って手軽に絵本にアクセスできます。」
まとめ
英語絵本の読み聞かせは、おうち英語を始める最高の方法です。親子で一緒に絵本の世界を楽しみながら、自然に英語に触れる時間を作ることで、子どもの言語発達をサポートできます。英語が苦手な親御さんでも気軽に始められるので、ぜひ今日から取り入れてみてください!
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おうち英語を楽しく続ける第一歩を踏み出しましょう!