英語嫌いを克服する方法はありますか?
英語嫌いを克服する方法はあります。しかし、かけ流しだけやDVD視聴、高価で親が使いこなせない英語教材、オンライン英会話、週1回の英語教室だけでは子どもの英語嫌いの根本的な解決にはなりません。
子どもの英語嫌いを克服するためには、お子さんの身近にいる親御さんが効果的な学び方を知ってお子さんと実践する必要があります。
以下の5つのポイントが英語嫌いを克服するために重要です。
1. 親御さんのマインドセットを整える
まず、親御さん自身が焦らないことが大切です。結果を急がず、子どものペースに合わせることが重要です。私も過去に無理にアウトプットをさせて英語嫌いにさせてしまった経験があります。この経験から、焦らずに子どものペースに合わせることの重要性を学びました。
2. 間違えても大丈夫という雰囲気を作る
子どもが安心して英語を学べる環境を整えましょう。間違えても大丈夫というメッセージを伝え、楽しく学ぶ姿勢を見せることが大切です。発音や文法の間違いを指摘するのではなく、成長を認める言葉をかけましょう。周りと比較せず、前よりもできるようになったことを褒めることが大切です。
3. お子さんのレベルに合う教材で楽しく学ぶ
英語を学ぶ際に「何を言っているのかわからない」と感じることが英語嫌いの一因です。子どものレベルに合った簡単な教材から始め、少しずつレベルアップさせることが大事です。歌やゲームなど、楽しく学べる教材を使い、英語に対する抵抗感を減らしましょう。
4. 簡単な英語で話しかける
英語で話すことに慣れるためには、日常生活の中で少しずつ英語を使う練習をしましょう。例えば、朝の挨拶を「Good morning!」と英語にしたり、「How’s the weather today?」など日常で英語を使っていくことです。親御さんが英語で話す姿を見せることで、子どもも自然と英語を使うようになります。
5. 英語が読めない問題を克服する
英語を読むことが苦手な子どもには、アルファベットやフォニックスに親しむことから始め、英語絵本の読み聞かせを親御さん自身が楽しみながら行うと音と文字がつながっていきます。毎日少しずつ読み聞かせをすることで、子どもが文字に親しみ、読む力をつけることができます。
私の7歳ママの受講生さんはお子さんが英語絵本を嫌がると相談に来られました。講座受講後から、毎日読み聞かせを習慣化し、楽しそうに英語を話す姿を見せていました。その結果、受講4ヶ月で子どもたちはどんどん英語が読めるようになり、今では間違えても気にせずに前のめりに読もうとする姿勢が育っています。
子どもの英語嫌いを克服するためには、親御さんのマインドセットを整え、子どものペースに合わせた学習環境を作ることが大切です。焦らず、楽しみながら英語を学ぶことで、子どもは自然と英語を好きになっていきます。 まずは小さなステップから始めてみてくださいね。