子どもが反発するとき、どうすればいい?

子どもが反発するとき、親御さんができる4つのこと

「そろそろ英語の時間だよ」
「ワーク、やってみようか」

と声をかけたら、

「今やろうと思ってたのに!」
「分かってる!」
「やりたくない!」

と言い返されること、ありますよね。

子どものためを思って声をかけたのに反発されると、悲しくなったり、イライラしたりすると思います。

反発には、疲れや勉強の難しさ、その日の気分など、いろいろな理由があります。学校や友達とのことで、気がかりなことを抱えているのかもしれません。

親御さんの関わり方が悪いと決めつけなくて大丈夫です。お子さんの様子を見ながら、次の四つを振り返ってみましょう。

1.気がかりなことを抱えていないか、様子を見る

いつもより元気がない、話しかけても反応が少ない。そんなときは、勉強の前に、お子さんの気持ちに目を向けてみてください。

学校や友達とのことで悩んでいても、すぐには話したくないこともあります。無理に聞き出さなくて大丈夫です。

「話したくなったら、いつでも聞くよ」
「何かあっても、いつでも味方だからね」

と伝えて、話せるときを待ちましょう。疲れている日は、勉強を休んでゆっくり過ごしても大丈夫です。

2.評価も注意もされない雑談をする

毎日忙しいと、親子の会話はつい、

「宿題は終わった?」
「早く準備して」
「ここ、間違っているよ」

といった確認や注意が中心になりがちです。どれも生活の中で必要な声かけですよね。

そこに、勉強とは関係のない話も加えてみましょう。

私は娘と寝る前に、その日あった「よかったこと」を三つ、話しています。

「今日は何が楽しかった?」

と聞くと、「幼稚園が楽しかった」と答えてくれます。

「そうなんだ。給食はおいしかった?」
「魚だった?お肉だった?何を食べたの?」
「いいね。ママも今日のお昼にお肉を食べたよ」

そんなふうに娘の話を聞いたり、私のことも話したりしていると、娘のほうから「ママは何が楽しかった?」「ほかには?」と聞いてくれるようになりました。

毎日できなくても大丈夫です。答えを評価せず、何気ない会話を一緒に楽しむことを大切にしてみましょう。

3.二人で過ごす時間をつくる

きょうだいがいたり、家事や仕事があったりすると、一人の子どもと過ごす時間を取るのは難しいものです。

長い時間や特別なお出かけは必要ありません。寝る前に5分話す。一緒に近所を歩く。余裕のある日には、二人でパンケーキを食べる。そんな時間でも十分です。

小学校高学年になると、自分のことを以前ほど話さなくなる子もいます。中学生になると、学校や部活動などで親子の時間を取りにくくなるご家庭もありますよね。

だからこそ、今ある時間を大切にしたいですよね。まずはご飯のときに、お子さんの好きなことを聞いたり、親御さんの一日を話したりしてみてください。

4.落ち着いているときに、選べる形で提案する

「早くやって」
「先にワークを終わらせて」

という声かけが続くと、子どもが反発することもあります。親御さんも忙しい中では、つい指示が多くなりますよね。

私も娘に何かを提案して、「いやだ!」と言われることがあります。でも、自分の気持ちを言葉にできることも大切だと感じています。

そんなときは、その場で話を進めようとせず、少し時間を置くこともあります。娘が落ち着いているときに改めて話すと、すっと取り組めることもあるからです。

声をかけるときは、

「英語、今から少しやってみる?」
「音読とライティング、どっちからやる?」
「今やる?夕食のあとにする?」

と、提案したり、二つくらいの選択肢から選んでもらったりするのもおすすめです。

一度「いやだ」と言われても、その日はずっとやりたくないとは限りません。お子さんの様子を見て、話しやすいときに改めて声をかけてみてくださいね。

まずは、今日の会話から

四つすべてを、今日からやろうとしなくて大丈夫です。雑談や二人の時間をつくっても、反発がすぐになくなるとは限りません。

まずは今日のご飯のときに、

「最近、何が楽しい?」

と聞いてみるのもおすすめです。答えにアドバイスをせず、「そうなんだね」と聞くだけでも十分です。

親子で気軽に話せる時間を、少しずつ増やしていきましょう。